招待状

結婚式の招待状は、お客様に初めてお二人の意思を伝える大事なものです。
とは書きましたが、基本的にお二人のスタイルで作っていけば何も心配することはありません。
お客様が招待状を手にしたときに、お二人のことをイメージできるようなそんな招待状を作ってみましょう!

〜準備するもの〜

主に、招待状中紙、招待状台紙、封筒、シール、80円切手
必要ならば、官製はがき、式場案内図
後は、パソコン、印刷ソフト(Word等)、プリンタがあれば大丈夫です。
では、詳しく説明しましょう。

〜用紙選びのコツ〜

基本的には全体のコンセプトを考えて選びましょう。
「挙式形態(和装、洋装)に合わせて和風または洋風にする。」
といった感じで選んでいくと良いでしょう。
案内状のデザインは席次表と席札まで統一して選ぶことが一般的ですので、
慎重に披露宴会場のイメージも考えながら選びましょう。

−案内状中紙、台紙−

中紙と台紙はデザインを合わせて購入しましょう。
台紙は凝ったものでも構いませんが、封筒に入れて送るので
あまり分厚いものや飾り気の多いものは避けましょう。
(80円切手で郵送できなくなります)

中紙はできるだけシンプルにしましょう。
文字を印刷したときに読み辛くなってしまいます。
デザインは薄めの色合いのものが良いでしょう。
また、プリンタの種類にもよりますが、ほとんどの方がインクジェットプリンタだと思いますので、
中紙の紙質にも注意してください。(のし紙や、でこぼこのある用紙はにじみやすいです)

−封筒、シール−

封筒とシールも合わせて購入しましょう。
封筒は紙質にも注意してください。
招待状の中紙の色に合わせると良いと思います。
シールはお気に入りで!

−官製はがき、式場案内図−

官製はがきは、招待状を出したお客様に結婚式の出欠を確認するために使用します。
(「返信はがき」といいます)
基本的には、遠方のお客様や連絡の取りづらいお客様に
来ていただく場合に招待状と一緒に送ります。
身近なお客様には電話連絡やメールなど、直接の会話で済ませる場合が多いようです。
式場案内図は、式場周辺の地図を添えることでお客様の不安を取るには良いと思います。
簡単なもので良いでしょう。また、式場によっては頂けるところもあるようです。

〜招待状文例〜

招待状の文面は基本的に決まっています。
その例は多数ありますが、内容はほとんど一緒です。
後は、親の挨拶文ではなく本人の挨拶文にしたり、親の挨拶文の後に本人の挨拶文を付けたりと、
お二人の家族関係や環境に合わせて選びましょう。
一般的な例文レイアウトを以下に記載しますが、詳しくは本屋さんで探してみてください。

【招待状文例 その1】 新郎新婦本人の名前で出す場合

【招待状文例 その1】本人名01 <--- pdf

〜挿入する部分を簡単に説明します〜

【季語】
季語は月ごとの季節の候を入れましょう。
例:陽春の候、春暖の候、初秋の候 など。

【御媒酌人姓名】【御媒酌令夫人姓名】
ご媒酌人のお名前を入れましょう。
また、ご媒酌人の奥様を令夫人欄に名前のみ 入れましょう。
ご媒酌人を付けない場合には、この部分をカットして使用します。
(「私たちは 左記のとおり結婚式を・・・」となります)
例:山田太郎様 花子様ご夫妻のご媒酌により

【披露宴月日】【披露宴時間】
披露宴の月日を入れます。また、時間はお客様を会場へ招待する時間を 入れます。
基本的には、披露宴の時間を入れますが、人前式等で式から立ち会っていただく場合には
ここに式の開始時間を記入します。
例:八月二十二日(日曜日) 午後三時三十分

【披露宴会場名】【披露宴会場住所】
披露宴を行う会場名を正式に記入しましょう。
また、住所も入れると良いでしょう。
例:○○ホテル 東京都○○区○○・・・

【披露宴年月】
差出日を記入します。基本的に日は吉日で表しますので、年月のみ記入します。
例:平成十六年八月吉日

【新郎姓】【新郎名】【新婦姓】【新婦名】
お二人の名前を記入します。既に入籍済みの方は姓をひとつにして新婦姓を取ってください。

【ゲスト姓名】
招待するお客様の名前を記入します。ここには手書きで記入しましょう。

【招待状文例 その2】親の名前で出す場合
親名01
<--- pdf

<招待状本文の応用ポイント!>

・披露宴の招待状は、句読点をつけないことが多いです。
文中の句読点はスペースで補いましょう。

・すでに入籍済みの方は、入籍したことを知らせる文章を加えると良いでしょう。
例えば、「このたび私たちは平成○○年○○月○○日に入籍いたしました」

・出欠の返事がほしい場合には、文末に書き添えましょう。
例:「お手数ながら ご都合のほどを○月○日までにお知らせください」

・服装について指定する場合にも文末に書き添えます。
例:「尚 当日は平服でお越しください」

・会費制の場合には、日時、場所の後に「会費」として金額を書きましょう。
例:「一、会費  一五、〇〇〇円」

〜封筒裏書〜

封筒の裏書は、ご両家(差出人)の住所、氏名を印刷します。
ここで注意しなければいけないことは、招待状に親の挨拶文を入れた場合には親の住所、氏名。
お二人の挨拶文の時はお二人の住所、氏名を印刷します。
一般的なレイアウトを以下に記載します。

【招待状封筒】親名01 <--- pdf

<封筒の応用ポイント!>

・招待状の本文に差出人を合わせます。
親名で本文を書いた内容の場合には、差出人は「親住所、親名」。
本人で本文を書いた内容の場合には、差出人は「本人住所、本人名」。

〜封筒表書と招待状中紙の宛名〜

招待するお客様の宛名を書きます。
Word(差込印刷)や封筒宛名印刷のできるソフトを使って印刷しても構いませんが、
できれば、手書きすることをおすすめ致します。
すべてをパソコンで作ってしまうと、機械的な印象を与えてしまいますので
心を込めて書いてみましょう。

これで、案内状を封筒に入れて出来上がりです!

 



Home席次表席札メニュー表みんなの掲示板リンク

E-Mail: kaminari31@hotmail.co.jp