席次表

結婚式の席次表は基本的にはお客様に会場の席を案内するものです。
また、式次第という式の進行を表すものを席次表に組み合わせて作成します。
席次表は、当日のお客様の出欠が分からないと作成できません。
もちろん、それまでに準備をしておくことは出来ますが、1週間前には
お客様の出欠や席の配置を決めておきましょう。

〜準備するもの〜
席次表内紙、席次表台紙、EXCEL等のワープロソフト、A3サイズ対応のプリンタ。

 

〜用紙選びのコツ〜

案内状のページでも書きましたが、基本的には案内状、席次表、席札メニューは
同じタイプ(柄など)を選びましょう!
大きさですが、席次表は案内状のように郵送などの料金を考えなくても良いので
基本的に自由ですが、大きすぎるとプリンタで印刷できない可能性もありますので
自宅のプリンタがどれぐらいの大きさまで対応しているのか確認してください。
現在の主流の大きさは、A3サイズもしくはB4サイズです。
もし、これからプリンタを購入する方はA3サイズまで対応しているプリンタを選ぶとベストですね。
紙質は、プリンタで印刷できる用紙を中紙で選ばれていれば、台紙は自由です。
ちょっと厚めの用紙を使って台紙を使わない(1枚もの)手もあります。

〜席次表作成〜

まず、席次表ですが、レイアウトイメージを作成します。
これは、できるだけきれいに実際の席次表と同じ大きさの紙に手書きで書いてみてください。
手順をおって説明しましょう。

まずはお二人の位置、高砂を書きます。(高砂が無い場合もありますので注意!)
このとき、お子様がいる場合には真中に枠を取り入れると良いでしょう。
媒酌人をつける場合には、高砂両端にそれぞれ「ご媒酌人」「ご媒酌令夫人」といった感じで
つけてみてください。

テーブル(卓)を配置します。このとき、会場のレイアウトを式場から貰っておくとよいでしょう。
会場によって基本的な卓数や配置は決まってしまいます。
1卓につける配置人数は、8人掛けが基本です。しかし、レイアウトに余裕があったり、人間関係等も
考慮しながら、配置してOKです。また、8人以上を1卓につける方法としてダイニングテーブルを
使うこともあります。 ということで、ここではお客様を8人グループでまとめましょう!

親族卓はお二人の親族が入る卓なので身内の方をまとめます。
(基本的には、新郎新婦1卓ずつを左下に新郎家親族卓、右下に新婦家親族卓を配置します)

次に、主賓の方々をまとめます。主賓は高砂の前に配置されます。
あとは、主賓に近い方々からピックアップしてまとめ、会社上司や同僚、友達、親戚までグループ化します。

卓ごとにまとめたグループの着席を考えます。
基本的には、人間関係が絡んでくるのでお二人だけでなくご両親とも相談しながら着席すると良いでしょう。
親族卓は、基本的に両親が一番下になるように着席します。あとは、自由です。
主賓席は、上から偉い方を着席させるとよいでしょう。
あとは、友達や親戚同士の人間関係を考慮して着席してみてください。

では、実際にまとめたグループごとの卓を用紙に配置してみましょう。
このとき、1卓ごとにそれぞれ別の紙に作っておくと、配置するときに考えやすいです。
基本的に卓の配置にはルールがありますので、深く考えずにルールに従いましょう。
まず、左下、右下に親族の卓を配置します。そして主賓が高砂の下に配置します。
ここからは、高砂の下から左、右、左、右と主賓を並べていきます。これは高砂の下が
1番の上座になり、1番目の左側が2番目、1番目の右側が3番目、2番目の左側が4番目、
3番目の右側が5番目・・・といった感じになります。2列目に入ったときも同じように中心から
上座が始まります。なので、最終的に親族卓が一番下座になるわけです。

1列目に主賓や会社関係でまとめ、2列目に友人、知人等でまとめ、3列目に親戚でまとめ、
4列目に親族卓でしめるという方法があります。

これで、レイアウトはできあがりです。
ここまでできれば、出来上がったようなものです。
EXCEL、WORD等のワープロソフトでレイアウトどおりに打ち込んでみましょう!

お名前の書き方として、新郎新婦は【名】+【様】、両親は【姓】+【名】のみで様(敬称)は付けません。
親族の方(兄や姉、弟等)も、両親同様に様(敬称)は付けません。
ただし、小さいお子様には【くん】や【ちゃん】といったように敬称を付けたほうが親切でしょう。
お客様はもちろんですが、【様】を付けます。

肩書きも必要であれば、お名前の左上に小さめに入れましょう。
新郎新婦は真上に付けます。
ご両親や親族の方には初対面のお客様がわかるように付けたほうが良いでしょう。

お客様の名前は間違えないように、くれぐれも注意しましょう!

【席次表の例】

【席次表 例】席次表 <--- pdf

〜式次第作成〜

式次第は、基本的に席次表の裏面を使用します。
式次第を作成する上で必要なことは、挙式日、式場名、会場名と当日の進行表です。
進行表は、式場での打ち合わせにより出来上がるものなので、それに沿って式次第を作成していきます。

まず、見開きに作成する両家のタイトルですが、中心に来るように両家の苗字をならべ、
その下に「両家結婚式席次表」と書きます。
タイトルの左下に、「とき」として、挙式日を書きます。
その左横に「ところ」として。式場名と会場名を書きます。

見開きの裏側に来るように、式次第を作成します。
式次第は、プランナーとの打ち合わせのとおりに順番に書いていきましょう。

【席次表タイトルと式次第の例】

【席次表 例1】タイトル <--- pdf

【席次表 例2】式次第 <--- pdf

<式次第を作るときの注意!>

台紙を使用する場合には、タイトルが見開き側になるように注意してください。